Month: 6月 2018

空間の繋がりとメリハリ

Posted by on 2018年6月13日

最近では視界を遮ってしまう間仕切りなどをできるだけ設けず、空間の横の繋がりを大事にした空間造りが人気となっています。ワンルームのような一体感のあるLDKにすることで明るく、開放感を感じられますし、家族がどこにいても顔を合わせてコミュケーションを取りやすくなります。また、明るさや風通しの良さを得られることで室内の快適性も高まります。

しかし、全く壁がなくなってしまうと空間が間延びしてメリハリが損なわれてしまいます。そこで空間の繋がりをしっかりと保ちながらも、空間を緩やかにゾーニングできる腰壁やアーチ状の垂れ壁を取り入れるのです。そうすることで空間の繋がりとメリハリを手に入れられます。

このような壁を設けるほかに、床に高低差をつけることで壁がなくても空間のゾーニングを行うことができます。一体感のあるLDKに隣接する和室は、高さを設けて小上がりにすることで、洋風LDKと畳の和室と異なる異空間が隣接しても違和感を与えません。また、家族が長時間過ごすリビングをダウンフロアにするのもいいと思います。ダウンフロアにすることで天井が高くなりより広さや開放感が得られます。

また、階段2、3段下げることで適度なこもり感が得られ居心地の良さも増しますし、段差を腰掛としても利用できます。階段途中に中二階を設けて縦に空間を繋げることで立体感のある空間造りが行え、家族の一体感や繋がりをより感じられるようになります。ただ広々とした空間を設けるのではなく、メリハリをしっかりとつけ各空間をゾーニングして居心地がよく、利用しやすい空間造りを目指したいものです。